適格請求書保存方式 (消費税改正、区分記載請求書)

新元号が令和になりましたね。外国語表記はReiwaだそうです。×Leiwa
外務省は西暦表示を標準にする方針にするそうです。元号は時代の区切りっぽいので存続賛成ですが、実務は確かに面倒ですね。

さて、消費税改正が今年の10月に迫ってまいりました。大体は理解しているつもりですが、税理士会の研修などで細かい点をフォローしています。

消費税改正も今年の10月から(軽減税率)と、2023年の10月から(登録番号制&適格請求書方式)の2段構えなので、
とりあえず直近はは8%と10%の違いとタイミングだけ掴んでおけば特段問題はないのですが、請求書(レシート、Invoice)の方式について学んだのでシェアします。

今年の10月1日から軽減税率が適用されるにあたって、事業者が発行する請求書は「区分記載請求書」方式となります。
といってもそんなに構える必要はなくて、ざっくりいえば、
8%と10%の取引を区分して請求書を作ってね
っていうだけです。 そして引き続き請求書を保存してね、という。

区分して請求書を作るとはどういうことかと申しますと、たとえばスーパーで以下の買い物をしたとしたときの請求書はこういう形(例)

果物200円、刺身800円、乾電池400円(以上全て税抜き)の場合

果物216円
刺身864 円
以上8%対象 1,080 円

乾電池440円
以上10%対象 440円
合計1520円

こんな感じです。

全部一律に示して、軽減税率(8%対象)について印をつけてもいいです。
例えばこういう形↓

果物216円※
刺身864円※
乾電池440円
※8%対象1,080 10%対象440
合計1,520円

区分記載請求書方式では、「税率ごとに区分して合計した税込価格」を示すこととされているのでわかりやすいように項目別に税込で記載していますが、
★税抜の金額を合計して、税率別の消費税額を記載して小計で示しても勿論OKです(果物200円、8%対象消費税16円、小計216円というような)

具体的な品目ではなくて、軽減税率が適用されるものであることがわかる分類名で表記してもOKです。

食品216円※
食品864円※
生活用品440円
※8%対象1,080円 10%対象440円 
合計1520円

食品が8%なのはレシート見ればわかりますもんね。
部門1※216円、部門2 440円というような、社内での分類を使って表記するのはだめです。何を販売/購入したのかわからないのはだめと。今こういうレシートもあまり見ないのかなとは思いますが。

さて次に、手書きの領収書などはどうなるでしょうか。
例えば鮨店に行ってその場で10,000円分の食事をして、お土産で3,000円のお持たせを購入した場合、今までなら1枚の領収書に「食事代 13,000円(税込)」というような記載がされたのだと思いますが、領収書も区分して記載する必要があるのでしょうか。

「区分記載請求書」保存方式といわれている以上、区分して記載するのが正解です。
手書きの領収書の場合には、お店側で「うち軽減税率対象 3,000円(税込)」などと追記してもらう必要があります。
お店側が記載してくれなかった場合には受け取った側が追記することも勿論できますが、受け取った側がなんでもかんでも記載していると本当にそれが正しいのかどうか、税務調査などで議論の的になることも考えられますので、なるべくお店側に記載していただく方がいいでしょう。

上記を勘案すればスーパーやコンビニなどでレシートの他に領収書を別途もらう場合がありますが、できればレシートの方がいいのではと思われます (領収書をもらったらレシートとともに保存した方がよい) 。
そもそも合計だけの領収書は税務上請求書の保存としては不適当である場合が多いので、税制改正にかかわらずレシートがもらえるならレシートを保存しておく方がいいです。

2023年から開始される適格請求書方式では、区分記載請求書方式との相違点は以下のとおりです。

①請求書発行事業者の登録番号を記載する
②適用税率と適用税率ごとの消費税額を記載する
③請求書を受け取る者の氏名または名称を記載しないと罰則になる(領収書の宛名が空欄だったり、上様などと書くのは禁止)

①について、課税事業者は全て事前に、課税事業者の登録番号を申請しなければならなくなります。そして、請求書にその登録番号を記載しないと正式な請求書として認められなくなります。
※補足
免税事業者は登録番号の申請はありませんので、書く必要も登録することもありませんが、商品やサービスを受け取った側が課税事業者の場合、免税事業者からの購入/サービスの提供については税額控除がとれなくなります(仕入の消費税はないものとみなされる)。 また、免税事業者は消費税を記載した請求書は発行できません(消費税分を料金に含めてもいいが、消費税とは書けない)。課税事業者が登録番号を取得しないと、また請求書に登録番号を記載していないと、その請求書は仕入税額控除の対象とならないので注意が必要です。

②については、上記の★印の部分を参照してください。初めから適格請求書方式を念頭において、税抜表示+適用税率+適用税率ごとの消費税額を記載していれば、2023年から変更することを考えなくてよくて楽ですね。

③について、罰則規定が設けられるのが新しいです。交付した側が罰則を受けます。

適格請求書方式は2023年からですが、新たにレジだのシステムだのを導入する際は区分記載請求書ではなくて適格請求書方式を念頭にした方がいいですね。そうすれば区分記載方式の方も自動的に満たします。

Excelなどで請求書を自作されている場合は、記載内容について一度顧問税理士などと相談されるのがよろしいかと思います。

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ピザとラーメン

粉ものはお好きですか?

群馬は粉処として有名らしく、スーパーに行けば地元の方が作って挽いた粉もの(小麦粉、そば粉、米粉など)が売っています。

高崎市では毎年パスタフェア「キングオブパスタ」が開催されており、私はまだ行ったことはないのですがなかなか楽しい催しのようです。

普段あまり外食をしないため偏った情報ではありますが、近所のお店を2件ご紹介…。

1、夢や

地方の食べログの点数ってあんまり期待できない感じなので、私は専らGoogle Mapでの評価及び投稿数を参考にしますが、食べログでも50件超の口コミがあっての★3.5ということでなかなかではないかと思い、かつ近所だったので行ってみたお店。
あと私、ピザが好きです。どうでもいい情報ですが、寿司とピザが好きです。

こんな感じのしゃれおつな外観。
窓辺のカウンターもこんな感じ。窓から見えるのは…ため池です。重要ですよ、農業には。
ビスマルク、だったような。
ルッコラと生ハム

去年秋頃に行った限りなので最近の情報は不明ですが、オシャレな空間ではありながら老若男女、幼児もOKなアットホームなお店です。私にはやや塩気が強かった気がしますが、ため池の向こうに見える赤城山を眺めながらいい感じの雰囲気でおいしく食べれるところです。

2、コンパル

ラーメンです。現時点で食べログのコメント、ゼロ。
どうも以前は群馬総社駅付近で金春(コンパル)という同名で操業されていたそうなので、そちらの食べログの記録を参考にされたらよいかと思います。 Googleでは5件程度ですがいずれも高評価です。

外観は食べログの写真などを見ていただければと思いますが、「え、ラーメン屋?」っていう。おしゃれプレハブ。

お店カウンターからの眺め。目の前が駐車場ですがスペースは多分4台分くらい。
コンパルラーメン。塩系スープ+豚バラ肉。あっさりしたキムチ鍋みたい。

写真撮ってないんですが、ラーメンの前に「きまぐれサラダ 400円」を注文して食べています。2人で分けるのに丁度いいサイズ。
群馬は野菜にハズレがないので、大体どこ行ってもサラダが不味いことはないです。野菜に変な味がしない(苦い味がしない)。
ラーメン屋にサラダがあるなんて、ラーメン大好きだけど栄養が偏りそうでやや気後れするという、私みたいなチキン野郎にはもってこいですね。

店のおじさんが一人で切り盛りされているのもあって席数は4人掛け1、カウンター3席の計7名分しかありませんが、晴れればのどかな景色の中ラーメンを静かに食べられる、なかなかよいところです。

店のおじさんの知り合い(昔馴染みっぽい)がやってきて、おじさんと近所の話などをしながらラーメンができるのを待ってたりして、のどかです。それもいいです。
お通し(無料)できんぴらごぼうの小鉢も出てきて驚きましたが、小規模だからできるサービスなのかもしれないですね。

ちなみにラ ーメン屋ですがケーキセットもありました。お茶だけするのに行っても良いくらいの雰囲気でした。

2店とも伊香保温泉から近いので、車があれば温泉ついでに行かれるのが丁度いいのではと思われます。機会があれば是非。

上場株式配当の申告不要制度(確定申告・住民税)

今日は村役場へ自分の確定申告書、国税ではなくて住民税の方を提出しに行ってきました。

表題の件、上場株式配当の申告不要制度を使って、住民税は申告不要にしたかったら→国税と住民税とで異なる課税方式を採用し、住民税の金額を少なくしたかったからです。

昨年度末あたりから、会計監査ジャーナル、税理士会の研修、通知等々で、「上場株式の配当等について、確定申告において国税と住民税とで異なる課税方式を採用することができることが明確化された」と記載されていて、それなら自分でまずやってみようということでトライしてみました。

通常、個人の確定申告は税務署に確定申告書を提出して終わりですが、実際にはこの確定申告は国税のための申告です。そして、税務署に提出された確定申告書は、申告者の住所のある市区町村にデータが転送され、そこで住民税の計算がなされます。

つまり国税の申告書を出しておけば住民税の計算は市区町村が勝手にやってくれるわけです。そして会社員なら会社経由で、5-6月頃住民税の決定通知書が送られてくると。

実際には、市区町村には「都道府県民税・市町村民税申告書(住民税の申告書)」というのが設置されています。使うことが殆どないためか存在があまり知られていませんが、法人決算よろしく個人の場合も実際には国と地方でそれぞれ確定申告書があるんですね。
通常、国税の確定申告書を提出することで、住民税の申告書は提出不要となっています。基本的に税金計算をするための基礎データが同じため、わざわざ2方向に出さなくてもよい仕組みです。これはこれで有難い。

さて、ここで上場会社の配当等の申告不要制度ですが、

通常上場会社の配当には20.315%の源泉徴収がされ、残りが入金されます(特定口座で取引している場合)。

内訳は国税15.315%、住民税5%です。

確定申告をする場合、配当所得の課税方式は全部で3パターンあります。

1、総合課税 
給与所得等他の所得など、総合課税対象の所得をぜーんぶ合算して、税金を算出する方法です。税率はそれらの所得合計によって決まります。

2、分離課税 
給与所得等の総合課税所得と、分離課税された所得とで別々の税率を用いて計算する方法です。総合課税所得の合算×税率+分離課税所得の税金=納税額

3、申告不要 
上場会社の配当については、そもそも申告不要とすることができます。
国税庁タックスアンサー 配当等を受け取ったとき

配当がある場合には、1~3までの課税方法の選択によって計算される税金額が違うので、有利不利が出てきます。
どれがいいかは個々人の所得と税率によりますが、ざっくりいえば、例えば所得が給与と配当だけの人の場合、給与所得+配当所得で計算した税率が15.315%よりも小さければ総合課税が有利です。
一方で給与所得がそもそも1,000万超の人(給与収入ではないのでご注意ください)などは所得税率が15.315%より大きいですから、配当については分離課税か申告不要制度を選択した方が有利です。

そして、国税で最も有利な選択をしたあと、住民税の方でもさらに有利な選択をすることができるというのが、今回のさらなるテーマです。

私が行った方法は、国税では総合課税→住民税では申告不要制度を使うというものです。

国税では15.315%とられていた源泉税のうち、総合課税の方が有利でしたので(総合課税の税率が15.315%未満)、確定申告することでいくらかを還付で取り戻し、
その後住民税において、通常そのまま何もしなければ10%+α(住民税の計算上、源泉税の住民税率5%よりも多い)の税率で計算されてしまうところ、住民税では配当はなかったことにしてください(配当所得は0円にして、住民税の税金計算から除いてください)というお願いです。

始めに記載したとおり、
「上場株式の配当等について、確定申告において国税と住民税とで異なる課税方式を採用することができる」ため、納税者にとって一番有利な方法をそれぞれ選択して、所得申告ができるのです。

なおこの方法、条文を読めば判断できることで以前より知っている人は知っていたものですが、市区町村の税務担当者によって対応はまちまちだったと聞いています。しかし、平成30年に総務省より各市区町村にはこの通達がされたようですので、今はどの市区町村でも認識・対応していると思います。

さて、実際自分でやってみての感想ですが…

正直、還付の金額が大してないのなら、国税出したあと住民税も申告書を出すなんて、わざわざそんな面倒なことをする必要はないのかなぁと。
実際私が得ている配当額は大した金額ではありませんので、数千円の住民税の還付のために村役場に事前電話連絡(上場配当の申告不要制度を使いたいので住民税の申告書がほしい)→別日に役所に出向いて自署押印していますが、この手間と移動のガソリン代をかけるだけの価値があるのかどうか…。

しかも、今回は役所側が大変親切で(多分私のところは人口が少ないのもあってこういう要求する人が殆どいないのだと思われますが)、税務課がわざわざ税務署から転送された私の確定申告書データをもとに、私の住民税の申告書を作成してあとは自署押印だけすればいいようにして待っていてくれましたが、通常は自身で確定申告書を基礎にちまちまと記入する作業があるかと思います。

上場株式の配当所得が結構多い、という方は税理士に相談などした方がよいですが、そうでない場合には税理士報酬(手間賃)をとられるくらいなら、自身で行うか(聞けば役所は対応してくれます)、多少の金額なら諦めてもいいのでは…とも思いました。

国税の申告書上で「これは住民税においてはどの申告制度を使いますか?」というような選択ができて、それを市区町村に転送してくれればいいのに…。

なお、確定申告の期日は3月15日までですが、還付だけなら3月15日を過ぎてもOKです。私と同じ手続きをされたい場合は、市区町村側で5~6月には住民税の計算&通知がありますので、遅くも4月中には役所に問い合わせされた方が無難だと思われます。

高崎だるま市

年明けから2月末までが私の超繁忙期だったため、更新が止まっておりました。
よって暫くは内容が時系列前後します…。

1月1日、2日と新年早々高崎駅前で高崎だるま市なるものが開催されていたので行ってきました。高崎といえばだるまです。

新幹線のホームから階段を下りれば目の前にだるま、駅のお土産コーナーにも年中だるま、改札を出ても巨大だるまが鎮座するだるまの名産地ですが、私は長野の実家でもだるまをよく購入していたので(松本もだるまの産地)、東京で一人暮らしをしていたときも今に至るまで中小サイズのだるまを部屋に置いています。

高崎のだるま市で目を引いたのは「名入れ」で、たぶん東京の有名どころでもやっているのではないかとは思いますが、買っただるまに1か所500円で名前なり会社名なり、追加文言(健康長寿、XX高校/大学合格祈願みたいなのが多かった)なりをだるまの前方(腹)もしくは後方(背中)に入れてくれます。

うちのだるまにもお腹に家の苗字を入れてもらいました。


暖をとる達磨たち (名入れしてもらったあと乾かすためにこうなる)。右から2番目のが我が家の。

写真でもわかるとおり、だるま産地では大型が人気ですね。やはり家が大きいからでしょうね。床の間にどん!と置いてあるのが想像できます。

ちなみに大型の達磨(大型の中でも極めて大きいやつ)を買ったお客さんには、だるま屋さんが火打ち石を打ってくれたり鐘を鳴らしてくれたりしていました。

だるまは毎年買い換えるのが鉄則です。去年のだるまの処分に困っていた東京時代はわざわざ正月、実家にだるまを抱えて帰り、実家の地域の三九郎(どんどやき)に出して奉納してもらっていました。

しかしさすがだるまの産地、群馬では私の住んでいる地域もどんど焼きがあるということで今年は群馬で奉納できました。

木の枝に刺したピンクや緑の団子を持ってどんど焼き会場に集まる小学生を見て、懐かしい気持ち&21世紀も変わらぬ風習になぜか涙が出そうでした。

歳ですね。また1年。

e-Tax 個人所得税の申告と税理士電子証明の紐づけ

あけましたおめでとうございます。

税理士会のHPを見ていたら、新年早々(平成31年1月4日から)、e-taxで個人の所得税のお知らせメールが電子証明を登録していないと読めないということが判明しました。

http://www.nichizeiren.or.jp/taxaccount/auth/メッセージボックスのセキュリティ強化に伴う委任関係の登録手続きについて

個人の方で電子申告をされているけど税理士にお任せで、自分は電子証明も持ってないし申告もしていないという方は、e-tax上で税理士の紐づけを行って、メッセージボックスの内容が見れるように設定しないといけません。

上記の状態に気付いて困るのは実際は個人の方じゃなくてその担当税理士だとは思うのですが…。

メッセージボックスのセキュリティ強化を目的として今回の措置がとられているそうですが、e-taxの方でこの紐づけ方法について説明されているのでこちらから入って確認、対応が必要です。

http://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/msgbox_enhanced_security.htm

セキュリティの強化、、わかるんですが、面倒だなぁと思っちゃいますね。電子申告を普及させるためにはもっと簡単で使いやすい必要があると思うのですが、これくらいは仕方ないと思うべきなのでしょうか。

【年末調整】住宅ローン減税のニュース

住宅ローン減税で先日ニュース(住宅ローン控除で減税しすぎ)が出ていましたね。

年末調整の時期なのもあり、びくり!としましたが、

住宅ローン控除を受けるときに必要な初年度の確定申告時に、そもそも住宅ローン減税を受けられない人だったり、申告してきた金額が誤っていて是正すべきであった人に対して、税務署側がその点気づかず、申告された金額で処理したために誤った税金計算となってしまった→控除を多くしすぎた、ということのようです。

住宅ローン減税に関する今回の修正&追加納税について、対象となるのは基本的に

・住宅ローン取得時に贈与を受けた人で、

かつ

・その贈与を税制の特例を使って贈与税を非課税にした人

です。他にもいくつか是正すべき人の種類がいるようですが、最も多い誤りが上記のパターンだそうです。

住宅ローン減税は、個人が1年目の確定申告で提出した情報をもとに、2年目以降は年末調整で使うよう、「住宅借入金等特別控除申告書」というのが税務署からもらえるのですが、そもそも1年目で数字が間違っていた場合には年末調整で使うこの資料も訂正が入る可能性が高いです。そうすると遡って何年分かの所得税の申告修正ということになりそうです。

通常年末調整の修正というのは該当年の翌年1月31日までしか会社での修正義務はないはずなので、今回のケースは過去に遡って修正する場合でも、個人⇔税務署のやりとりとなると思っているのですが、企業側で修正をせよとなる可能性もあるのではと懸念しています。

住宅ローン減税とは別の話ではありますが、マイナンバーの成果か、税務署は年末調整でのミスも指摘してくる傾向があります。過去私が見た例では、

「平成XX年のXXXX氏の扶養控除の範囲が誤っていると思われますので、平成XX年の年末調整を修正し、算出した未納付額を納付してください」

という税務署から企業への通知がありました。扶養控除となる範囲を超えたアルバイト代を稼いだお子さんを扶養に入れていたところ、税務署側でこれは違う、と指摘されたものです。

所得税の徴収&納税義務が会社側にあるためということで会社側で対応しますが、年末調整は基本的に従業員の主張をもとに処理しているのですから・・・特に扶養の範囲というのは確認するになかなか難しいものがあります。
扶養の範囲については従業員側がきちんと源泉徴収票などで扶養者の所得を確認してもらうよう伝えていきたいですね。

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群馬での物欲~百貨店友の会

群馬寒いです。足元が寒いです。

足元が寒い、これは家の構造のせいだというのはわかっています。古いからですね。昨日あたりからサッシテープとか窓の結露防止シートなんかをネット検索しています。

11月も気付けば末であり、年の瀬間近です。年末だって日々続く日常の延長ではありますが、1月は法定調書、償却資産税、そして2月に12月決算会社の監査なり申告なりが続き、3月は確定申告という流れ。年が明けると忙しくなるという認識。よって年末は、年明け忙しくなります、の合図ということで、気持ちは年の瀬に向かっているというより年明けに向かっている私です。

年末年始といえばセールですね☆

基本的にあまり家から出ない生活をしているため、ある意味着る服には困らないのですが、防寒という意味でも衣類を見直す必要があり、先週はBlack Fridayだとかサイバーマンデーだとかいう三連休のセールを使って高崎へ買い物へ出かけました。

まず初めに訪れましたのは高島屋「友の会カウンター」です。友の会に入会です。そうです、月々積み立てると満期に1月分の積み立てがボーナスとしてもらえる友の会…ちょっとお得に百貨店でお買い物したい私にはぴったり、ボーナス分は非課税、セールでも使える、お得な友の会(全国友の会はこちら)。

積立金+1月分以上百貨店で買い物をする予定があるのかといえば、本来それほどにはないのですが、衣類だけにとどまらずギフト、化粧品なりの買い先を百貨店にすると、結構枠は埋まります。満期までの間辛抱強く待たないといけないというのはありますが、来年へのお楽しみ・・・のためだけに今入ったのではございません。

高島屋友の会は友の会カードの提示だけで割引になるセールに参加できたり、所定の期間の買い物を現金で支払うと5%オフになるチケットがもらえたりしたので入ったのです・・・!!

なんだか節約ブログみたいになってきました・・・。

百貨店も業績不振で友の会を閉鎖したところもありますので、入れる今がチャンスなのかもしれません。ふるさと納税もそろそろ終わりそうな気配もしますしね。2018年、いろいろと駆け込みです。

消費税の支払い額を小さくしたい?

来年始まる消費税の軽減税率制度の報道が増えている最近ですが、私の周りでは以前から、そもそも「消費税の負担が支払負担が大きい・・キャッシュアウトがつらい」という呟きをよく耳にします。特に設立3年目くらいからでしょうか、新規設立時の消費免税期間が過ぎて消費税の納付が必要になった企業など、決算後にどん!とくる、まとまった額の消費税の支払額の大きさに驚かれる方も多いのではないかと思います。

法人税の節税対策というのはよくありますが、消費税の節税対策というのはコレと言って殆どないんだよな、、と私なんかは思うのですが、いかがでしょう。

理由は、そもそも消費税は帳簿上だと「仮受消費税」なり「仮払消費税」と名前の付く通り、国からの「仮受」もしくは「仮払」=国に帰属するものであって、企業or個人がコントロールするものではないというのが原則だからです。

ただそんな消費税も、2つだけ、私が考える企業のキャッシュアウト負担を減らせる方法を記載します。

1つ目は消費税の「簡易課税制度」を採用した方が有利なケースです。実際の課税仕入額よりも、簡易課税制度が規定するみなし仕入率(40-90%、事業によって異なる))の方が大きければ、支払消費税を小さくできます。簡易課税制度が摘要できる企業の規模(基準期間の課税売上高5,000万以下)はありますし、業種によって規定されているみなし仕入率は通常の計算をした場合とおおむね同様か、もしくはそれよりも若干低い仕入控除割合を想定していると思われますので一概には言えませんが、中小企業は検討の余地ありです。

2つ目は、同じキャッシュアウトをするなら非課税や免税ではなく、課税仕入対応のキャッシュアウトを増やす方法です。特にサービス業など、支出費用の中で人件費の割合が多い会社などは、給与(不課税取引)を減らして福利厚生費(消費税が課税される取引である必要あり)を増加させることで、支払消費税を減らすことができます。

例えば、①給与20万をAさんに払うという取引を、②給与は18万を支払い、残り2万は福利厚生費(課税取引に限る)に使う とした場合、①も②も企業からのキャッシュアウトは20万円ですが、②の方では福利厚生費2万円に対する消費税、約1480円を課税仕入(仮払消費税)として消費税計算に使うことができます。

②の福利厚生費の具体例としては、例えば従業員が毎月払っているであろうスポーツジムの会費を法人契約にするだとか、会社の事業に関連した資格取得の予備校代を会社が払うとかそういったものが考えられます。

②のケースは従業員の給与が減る分、従業員の所得税、社会保険料負担も金額に応じて減りますので、とにかく税金を減らしたい!という人(従業員)と会社双方の意見が一致している(※)のであれば使える方法です。

※給与が大きいと保険料も高いですが、社会保険料のうち厚生年金保険については将来の年金額になりますので、あまりにも大胆な施策は将来の負担となりかねないという点には注意が必要です。

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【確定申告or年末調整】確定拠出年金は所得控除の対象です

年末調整の時期ということで、先月末あたりから保険料控除のための資料が皆さまの自宅に届いているのではないかと思います。年末調整に携わっている時毎回思うのですが、

税金を安くしたいのなら生命保険をいっぱいかけるより、確定拠出年金(iDeko)の方がいい

と。

従業員の立場の方も、保険料控除等申告書をご自身で書いていたらわかると思うのですが、保険料の控除額は限度があります。年間8万円(旧制度なら10万円)までの保険料の支払いがあれば、所得税の控除額は最大4万円(旧制度なら5万円)になります。なので、保険料が年10万円だろうが20万円であろうが年末調整で使える保険の掛金は8万円(旧制度10万円)までです。税金を安くするためには8万円以上の保険料は使えません。

(ちなみに保険料控除は所得を小さくする”所得控除”でして、この所得は住民税の計算でもそのまま使いますので住民税も安くする効果がありますが、ここでは簡便的に所得税だけで説明させていただきます)

よって、もっと税金を安くしたい!保険は今入っているもので十分かむしろ多いかも!と思っている方は、最近は確定拠出年金(iDeco)に加入された方も多いのではと思います。

確定拠出年金(iDeko)は個人年金の種類の一つですが、年末調整においてiDecoは「小規模企業共済等掛金」であり、個人年金型保険は「生命保険」です。
つまり生命保険と個人型年金保険に入っている場合には、年末調整で使える所得控除は生命保険料控除だけですが(※)、

保険にもiDecoにも入っている人は、年末調整において保険料控除保険料控除+小規模企業共済等掛金控除の2つが使えることになります。

iDecoが分類されている小規模企業共済等掛金控除の所得税控除枠は、掛金丸々が所得控除の対象です。実際には掛金拠出限度額がありますので無制限ではありませんが、掛金で払った分はそのまま年末調整で使えます。

(※)生命保険料と個人年金保険は別々に控除額算定がされますので、2つに入っていれば最大8万円が所得控除の枠です。さらにiDecoに入っていると、8万+iDeco分の控除枠となります。

個人年金は運用の結果元本割れしそうで怖い…と思う方は、iDecoの運用先に定期預金を選べばよいと思います。定期預金で貯金しても税金は減りませんが、iDecoで貯金(掛金拠出)すれば税金は減ります。

iDecoは途中解約ができず、運用手数料も発生し、また年金として受け取るときには雑所得もしくは一時所得として税金がかかるというデメリットもありますので一概にお得だ、とはいえないのですが、

これも年金受給のタイミングを調整するなどして、iDecoに入った方がお得になる条件を考えて掛金を決められるのも一つ手ではあるかと思います。運用手数料も高くありませんので、一定程度の余裕資金がある方は定期預金に預けておくよりは、手元資金を増やす方法としては使える制度だなという認識です。

なお確定拠出年金は、始めようと思ってから手続きに約2か月程度かかりますので、今から始めても平成30年の年末調整には間に合わないのが残念なところ…。しかし今から手続きをとれば来年の1月スタートを目指せるはずです。

既にiDecoに加入されている方は、今年の年末調整で該当書類を会社に提出するのをお忘れなく!

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赤城山と赤城神社

先週末、赤城山と赤城神社へ行ってきました。

群馬で山といえば榛名山、赤城山そして妙義山が上毛三山といわれる名峰で、これに浅間、白根・・・と続くそうです(渋川の美容師さんに勧められた漫画「おまえはまだグンマをしらない」井田ヒロト より。この漫画詳細Wikipediaはこちら)。標高が高いから有名なのではなくて、どちらかというと神話、山をご神体とする神社をそれぞれ持っているというのが理由だと思われます(ちなみに榛東村は榛名山の麓、榛名山の東側にあるから榛東なんだと思います)。

10月末の赤城山と大沼はこんな感じでした。

9月に行った榛名山&榛名湖もそうですが、車が次から次へと、続々と山を登ってやってきていて驚きました。さすが上毛三山。榛名山は県内ナンバーの車が多かいように思いましたが、赤城神社の駐車場は千葉や東京、埼玉と、首都圏の様々な地名が並んでいました。

赤城山は初心者にも易しいということで登山に訪れる方が多いそうです。そして大沼では冬のワカサギ釣りが有名だとか。志賀直哉はじめ与謝野晶子など文化著名人も数多く通った地だそうです。

木の種類もあってか、神社周辺よりも上ってくる道中の方が紅葉の色自体は豊かですが、大沼周辺も趣があっていいですね。

私は東京神楽坂にある赤城神社で結婚式を挙げましたが、あの赤城神社もこちら群馬の赤城神社を大元とする全国の赤城神社の一つだそうで。神棚に飾ろうと思っていた赤城神社のお札、来年はどうしよう仕事に行った帰りに寄ったら買えるかな、などと思っていましたが、なんと群馬で買えますね。そして赤城神社は全国にあるんですね。すごい。

北軽井沢へ行ったときも思ったのですが、群馬はもっと魅力を売り出してもいいんでは、、、と思う最近です。以前は群馬といえば「こんにゃくとぐんまちゃん」くらいしか知りませんでしたが、実際色々と行ってみると人が集まっているところが多いし、長野(軽井沢)と栃木(日光)に知名度を持ってかれすぎではないか、と。

伊香保&草津の温泉以外も、いいですよ。と、微力ながらここから発信している次第です。